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鉱山のナイチンゲール~鉱山を守る白衣の天使

鉱山のナイチンゲール~鉱山を守る白衣の天使

鉱山のナイチンゲール~鉱山を守る白衣の天使

金瓜石はかつて東アジア最大の貴金属の鉱山であり、鉱業の全盛期には2万人近くがここに居住していました。人口が増えたことに加え、採掘作業は危険性が高かったため、病院は鉱山における最も重要な施設の一つでした。

礦業公司は1900年代に医務局を設置して、1930年代を迎えると増築して、当時の瑞芳地区では規模の大きな病院になりました。金瓜石医院は戦後に台湾金銅鉱務局、台湾金属鑛業公司が経営を引き継ぎ、鉱山の住民にとっては変わらず最も重要な頼みの綱でした。1987年、礦業公司の営業が停止するまで病院は共に歴史を歩み、90年近くに及ぶ鉱山の一生を見届けました。

かつて病院で長年働いてきた看護師たちはこの歴史の証人でした。若い頃に病院で看護の仕事を始めたこの鉱山のナイチンゲール達は職場でプロとしての医療サービスを提供し、鉱山で災害発生後は作業員へ緊急の救護を行う鉱山の医療に欠かせない存在でした。本展示会では看護師たちの視点から鉱山の盛衰と変遷を回顧し、金瓜石医院と鉱山医療について少しずつ紐解いていきます。

 

展示期間:2024510日~1020

会場:共学館 2

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